「No Pay, No Play」・・・湘南鍵弦楽団   

きっと、あるある!話。。。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「No Pay, No Play」っちゅう言葉がありますな。      ・・・湘南鍵弦楽団 

(プロの音楽家は、)
「ギャラのもらえないとこで演奏しちゃいかん」っちゅう意味!
わしら若い頃にゃ先輩からよく言われたもんじゃ・・・
日本では今じゃ死語ですかいなァ、
アメリカではたぶん今もこうだと思うんじゃ・・・
「No Pay, No Play」と入力すると英語でたくさん出て来る。

例えば、親しい者同士でパーティをやりますな・・・
「肉屋のお前は肉持って来い!酒屋のお前は酒!
お前んとこは金持ちで家広いから場所貸して、
お前はプロのバンドだからタダでギター弾いて、
俺は何もないからせめて手伝うから!」
っちゅうのはダメなんですなァ・・・

たとえ商売で余った肉、売れ残りの酒を持って来たとしても、
肉屋には肉の代金を、酒屋には酒の代金を、
普通はちゃんと払わなくちゃいけない!

先日、故やなせたかしさんの作品を多くの自治体が
お金も払わずに使っていたのが問題になりましたなァ・・・
これも実は「No Pay, No Play」じゃなきゃいけない!
やなせさんのひとの良さに甘えて無償で使用してたなんて
自治体の担当者がオソマツ過ぎっちゅうか悪質!
でもいつからこんな風になっちまったんですかなァ・・・。

昨年の暮れに、パーカッションのS君に誘われたんじゃ・・・
「笛のIさんとPの店で大晦日年越しライヴどうですか?」
「お〜行く行くっIさんとやりた〜い!」
わしゃネパール人の笛のIさんの音楽が好きなので二つ返事や!

わし「ギターは持って行くけどアンプはある?」
S君「ないんです、持って来てもらえますか?」
わし「わかった、重いけど持って行くぜ。ギャラは?」
S君「なしです。」
わし「飲み物は出るの?」
S君「いや、自分の飲み物は自分で払って・・・」

ん〜っギャラは出ずに飲み代は払う・・・ただの客や!
まあいいか・・・思いっ切りJAZZが出来るんだから(←ここ大事)

そしたら後日S君から電話が・・・
S君「当日素人の若い女の子が4曲歌いたいって言うんですが!」
わし「いいよ、どんな曲?(←Standard Jazz Songと思ってる)」
S君「え〜とですねェ、Tears In Heavenがプラス4、いとしの
エリーがマイナス3、久保田利伸のla la la love songが・・・」
わし「ちょっ、ちょっと待って!その譜面わしが用意するの?」

結局その場でわしゃ参加を断ったんじゃ!
(Iさんには申し訳なかったが・・・)

店のPとしては、
三人のmusicianが楽器を持って来てくれて、
ノーギャラで演奏してくれて、
飲んで飲み代を払ってくれて
お客の素人の女の子の歌の伴奏を4曲してくれる。
大きなメリットや・・・

素人の歌の女の子にとっては、
本来自分で用意しなくちゃいけない4曲の楽譜を
プロのmusicianが書いて来てくれて、
無償で伴奏してくれて、カラオケ代も浮く
メリットは大じゃ!

わしはどや?
ギター持ってカラオケ店に行き、4曲のプラス4やマイナス3が
何のキーかを確かめ楽譜を書いて練習しなくてはならない。
Tears In heavenはA以外のkeyでやる場合にはカポダストが
必要なので、楽器店に買いに行かなくてはならない!
(jazz guitaristには不要な物なので持ってな〜いんじゃ)
「なにもそこまでしなくても・・・」はないで〜わしゃプロや!
もしうまく行かなかったら(歌の女の子は素人だからいいが)
「ギターの永井って奴、プロにしちゃヘタやな!」
ってその場のみんなに思われて困るのはわしや〜!
また他の客が「俺にも歌わせろ」と言ったら断れない!
重いギターとアンプを持って行く!
たとえ急用が出来ても絶対行かないわけにはいかない!
これはもう遊びじゃない、普段ギャラをもらう仕事やで〜!
Iさんとやりたいのは山々だが、デメリット多過ぎ!

S君は他の仕事で稼ぐアマチュアだから
やらせてくれるなら細かいことはどうでもいいのかも・・・

のんちゃんの携帯には、義理で一度顔を出したお陰で
素人のライヴの案内が来てしまう様になっちゃった・・・
あるプロの歌手は、「ど素人に、
『あそこはこういう風に歌った方がいいんじゃないですか?』
なんて言われて、まったくやってられねえよ〜!」って・・・

プロが生きにくい時代や、音楽でも絵画でもな〜んでも・・・

でもヤッパリプロにはこれが必要でしょうな、
「No Pay, No Play」


・・・湘南鍵弦楽団 http://kengengakudan.com/index.html
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私の大切な親友 ジャズギタリスト永井博道さん(湘南鍵弦楽団)のブログ記事を転載させて頂きました。
きっと、あるある! なんとも。。。

・・・g村山義光ブログ管理人ローリー
スポンサーサイト
[ 2014/06/22 21:34 ] ローリー日記 | トラックバック(-) | コメント(-)